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あなたがたはみな兄弟

はじめに

  兄弟共同体は世界および教会における私たちの在り方です。フランシスカンの生活は兄弟共同体以外の形では存在しません。私たちの召命は兄弟となることでcover_thumb.jpgあり、私たちの基本法は愛の掟です(遺言4)。また、私たちの兄弟的生活の基盤は心を開き合い、比較的に見つめ合い、受け入れ合い、対話することで成り立っています。そうすることが、共通の福音的プロジェクトを啓発し、強化し、実行に移す道具となります。そうすることで、創造性を刺激し、自分自身と他者に対する信頼を回復する助けとなるような新しい動機が生まれるのです。
 兄弟共同体は与えられた賜物であると同時に築いて行くべき任務です。つまり、神の召し出しであると同時に人間の現実であるということです。神の召し出しとしては、兄弟共同体は、祈り、御言葉の傾聴、御聖体、ゆるし、そして和解によって育まれます。人間の現実としては、兄弟共同体は、独自の掟、要求、手段を持っています。それは、本物の関係であり、親しさであり、友情であり、快活さであり、礼節であり、奉仕です。
 兄弟たちが兄弟共同体という賜物を受け入れ、絶えず築いて行くのを助けるために、養成学問担当総本部事務局は、1993年に開始した仕事を継続し、国際委員会の協力を得て、「あなたがたはみな兄弟」という手引きを作成いたしました。この手引きは、初期および生涯養成の期間に兄弟性というテーマについて個人として、また兄弟共同体として考察するために役立つ資料を提供しています。
 この手引き作成の音頭を取ってくれた養成学問担当総本部事務局に対し感謝すると共に、「あなたがたはみな兄弟」を完成に至らしめてくださった兄弟ホセ・マリ・アレギ、兄弟ピエール・ブルネット、兄弟ヨハネス・フライヤー、兄弟サウロ・ザモラノ、兄弟チェザレ・ヴァイアンニ、兄弟セバスチアン・クレマー、兄弟ホセ・ロドリゲス・カルバッリョ、兄弟セバスチアン・ロペスに感謝を捧げます。兄弟という賜物を受け入れ、共同体を「キリストにおいて結ばれた家族のように」築き上げる(会憲45:1)うえで、倦むことなく前進し、人間として、キリスト者として、修道者として、完全に成熟してゆく(会憲39)ことができるよう、本会のすべての兄弟に、この手引きを利用なさることをお勧めいたします。

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