ムジゲ(虹)の便り

世界平和を祈念して 韓半島1週 100日間 徒歩巡礼

クレト 中村 道生 神父
cletusofm@hotmail.com
Frnaciscan Friary

 お元気ですか。

私のPCはまだ使えませんが、修道院のPCで日本語がつかえるようになりました。しばらくご無沙汰していましたが、これからはまた韓国からの情報を送ります。

 
3月21日のムジゲの便りにも載せましたが、3月30日、ソウルを出発し、予定通り、韓半島100日間徒歩巡礼を終え、7月7日ソウルのサッカー競技場前に無事たどり着きました。この模様は、この「Peace Korea」100日間徒歩大行進を主催した大韓赤十字牡のサイトをご覧ください。

 歩く前の体重は64.5k位あったのですが、58kぐらいまでダイエットできました。これは修道院に入った40年前の体重でした。ちなみに、さつき体重計で量ってみたら、着物を着たままでちょうビ60kでした。やはり肉体的にも精神的にもかなりしんどい巡礼でした。自分のこの短い足を少しほめてやらないといけないなとも思います。しかし、それ以上に多く町方たちの励ましや助けに感謝しています。

100日間一緒に歩かれた円空和尚さんを始め同行18人の皆さんにはとくに感謝しています。私が最年長看で、神父で、しかも外国人ということもあって、最優遇をしていただきました。食べるときも、寝るときもそうですし、特にはじめの1、2週間は疲れと足の痛みがひどく、毎日2,3人がかりで按摩をしてくれました。

 一行の中には、熱心な仏教徒の方やクリスチャンの方もおられましたが、とくに宗教を持っていない方も多くおられました。カトリックの方は昔数会で洗礼を受けたという人がひとりいるだけでした。しかし、区間奉仕というかたちで前管区長の金レオナルド兄弟をはじめ(7日間一緒に歩きました)、多くのシスターたちや信徒の方が参加されました。またいろんな方が応接に駆けつけ、たくさんのものを差し入れてくださいました。

 私は、今回も「長崎巡礼」をしたときのように修道服を着て歩き、ロザリオを唱え、毎日ミサを捧げ、平和のために、また同行の兄弟姉妹たち、折りやいろんな形でささえてくださったみな
さんのために折りました、そして何にもまし、巡礼を通して、特に美しい自然通し示してくださった父なる神の慈しみに感謝を捧げました。

次回からは、巡礼を遇して見た韓国の模様を順を追ってお知らせしようかと思っています。