ムジゲの便り

『平和と生命の村』22月28日)

クレト 中村 道生 神父
cletusofm@hotmail.com
Frnaciscan Friary

この運動の起こりと、これまでの経過について。

 韓国には、日本で県に当たるの『道』が10ほどあるんですが、そのうち江原道だけは、県としてもその領域の半分が北朝鮮側に属しているために、地域レベルでも北との交流を模索してきたようです。その一つに「南北江原道交流協力企画団」と言うのがあります。このグループが最初にこの運動のきっかけを作りました。

 江原道には南側には雪嶽山(ソラクサン)、そして北側には金剛山(クムガムサン)と言う朝鮮半島でもっとも有名な観光地があります。しかも、ここをつなぐ道は国道453線としても今も、現存しています。ただ、朝鮮半島を分断する非武装地帯DMZのため、金剛山に行くには、今は『現代』という会社が開発した観光船で行くしかありません。これは、日本人も利用できるようです。

 『平和と生命の村』が建設される場所は、この二つの観光地のほぼ中間に位置し、そこから北側に64k行けば金剛山で、南側に60k行けば雪嶽山となり、そこに展開する47万坪の地は現在、DMZと民統線の間にあります。民統線とは韓国が軍事的目的で、DMZからさらに5k〜10k南側に造った民間人の立ち入りを制限しているところです。若干、農地などがあっても、地雷などが埋設してあって自由に出入りできなくなっています。

 1999年2月,上記の「南北江原道交流協力企画団」がこの一帯を調査し、50年間手付かずとなったこの地の自然の保存の必要を訴えることとなりました。これが多くの人の関心と共感を呼ぶこととなり、さらに敵対と殺戮の現場となったこの地を『平和と生命の村』に変えようと言う運動に発展していきました。

 7月から9月にかけて、さらに詳しい現地調査が行われ、11月に正式に学者、文化人をはじめ、政界財界の著名人10人の共同提案による『韓国DMZ平和と生命の村』が立ち上がり、10人の実行委員が選出され、12月には事務局も開設されました。

 まだ韓国語だけですがホームページも出来ました。そのうち日本語と英語のも作る
予定です。 http://dmzecopeace.provin.kangwon.kr/index.htm

ちなみに韓国語を訳してくれるサイトも紹介します。

http://www.netomo.com/netomo/japan/html/netomo.htm